【現場を踏む。それは最低限の掟】
佐世保バーガー、長崎ちゃんぽん(未完成で恐縮)……
何にしろ、地元・三宮で食べられないものはないご時世だ。
しかし、私は「仮に」味が同じでも、
万難を排して本場へ足を運ぶことにしている。
バカバカしいと言われようが、不経済と言われようが。
生来のタチだが、
現場記者時代に現場を踏むことが仕事になってからは、
その習慣に拍車がかかった。
これまでで我ながら最もバカなこと、
と記憶するのは30年近く前の学生時代。
ある夜更け、東京・池袋にほど近い雀荘で同級生とともに、
徹マンになるであろう雀卓を囲んでいた。
折悪しく?食いしん坊ばかりのメンツだった。
「おい、腹が減ったな」
「出前でも取るか?」
「福島の喜多方ラーメンというのが流行(はやり)らしい」
「じゃっ、今から高速を飛ばして食いに行くか?」
「よし!」
新宿東口の24時間営業のレンタカー店に向かった……
片道300km余りの道のりとはいえ、フツーの感覚ではない(^^;
喜多方には早朝に着き、目当ての店が開店すると同時に入店、
ラーメン一杯だけ食べて、そのまま東京にトンボ帰りした。
観光の要素は一切ない。
ただ、650円だかのラーメンを食べただけだ。
そういえば、同じ状況で韓国の焼き肉が話題に上ったことがある。
この時はさすがにパスポートがなかったので
「さあ、今から成田に行こう!」とは相ならなかった(^^;
そんな私だから、齢50になっても同じことを繰り返している、、、
今日は午前11時に目が覚めた。
妙に腹が空いている。
よし、音に聞く「加古川かつめし」を食べに行こう。
決断に要したのはわずか5分である。
阪神高速・生田川から第二神明→加古川バイパス。
ものの1時間足らずで、同市郊外の目当ての店に到着した。
地元の人にも人気があるという「ラッキー食堂」。
「加古川かつめし」というのは元来、
ビフカツにデミグラスソースをアレンジしたタレをかけたものと聞く。
トンカツバージョンもたいていの店が置いてある。
和牛の定食(サラダ・味噌汁付き)が並で1050円、
黒毛和牛のが1300円だ。黒毛和牛と称する方を注文した。
店名を配した焼酎のボトルがカウンターに並んでいる。
ちょっと一杯、という使い方もできるのだろう。
午後2時までランチタイムでコーヒー、紅茶、オレンジジュースが付く。
私はぎりぎりに入店したので、ホットコーヒーもいただいた(^^
味はご覧になる以上でも以下でもない、というのが率直な感想だ。
遠路はるばるだと、つい「やっぱり旨いなあ」という感覚に陥りがちだが、
それは錯覚が多分にある。
そういう感覚を排除しないと、ホンマの食い歩きなんぞできまへんで。
でも、この「かつめし」にはハマりそうな予感がする。
配膳された瞬間、「濃そう」と感じたが、名古屋の味噌カツ同様、
見た目よりははるかに薄味である。
ビフカツはサクサクと揚がっており、香りの良い肉質も◎。
ライスは今ひとつ。播州産の米ならもっとカツも引き立てるはずだが。
味噌汁は田舎のおばあさん手作りのようなホッとする味わいだ。
付け合せのサラダのサウザンドアイランドドレッシングは苦手だ(^^;
妙に甘酸っぱいから、、、単なる好みに過ぎない。
で、くだんの喜多方ラーメンの時と同じ。
そのまま自宅に取って返して、このblogを書いているという次第だ。
RICOH GR DIGITAL Ⅱ(RAW)
1412, f=4.5, 1/25, ISO=400, -0.3EV, Pattern, Macro mode
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GR2には手ブレ補正が付いていない。お見苦しい点はご容赦を。
RICOH GR DIGITAL Ⅱ(RAW)
1435, f=9.0, 1/400, ISO=80, -0.3EV, Pattern
SILKYPIX Developer Studio Pro
5連メーターの真ん中三つが写っている。タコメーターの中には
4輪の空気圧を監視するシステムを積んである。
私はタイヤの空気圧は0.1bar単位で調整する(プロは0.05barとか(^^;
PLフィルターがないので見えへんやんか!
昨日、「師匠」たる担当セールスから
「エンジンを回せ」との指令が下ったので、
今日はレッドゾーンの始まる7400回転まで幾度となく回した。
油温計を見ると120℃を超えていた、、、
RICOH GR DIGITAL Ⅱ(Jpeg)
1334, f=5.0, 1/20, ISO=200, -0.3EV, Pattern
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