2007年5月31日木曜日

宇野港の想い出②~忘れられない味

岡山県玉野市の公式HPによると、現在、宇野港フェリーターミナルを中心にフェリーを運航しているのは四国汽船、小豆島フェリー、津国汽船、四国フェリー、宇高国道フェリーの5社。行き先は直島(なおしま)、小豆島(しょうどしま)、豊島(てしま)、高松です。多くはクルマを載せられます。直島行きには旅客専用船も用意されているそうです。
宇高連絡船での一番の楽しみは甲板で出されるうどんでした。今でこそブームで、全国各地から幻の讃岐うどんの名店を求めて、ファンが大勢、香川県にやって来ます。当時は船に乗り込むやいなや、まず甲板に上がり、屋台風のうどん店に行列を作るのでした。
黄金色に透き通った薄味のダシ、コシの強い麺。具は長ネギの輪切りと縁の赤い薄っぺらいカマボコではなかったでしょうか。乗客が思いのほか多い日は売り切れ御免となり、悔しい思いをしました。「上等の味とは言えない」という舌の肥えたうどん通もいらっしゃいますが、 私はお気に入りで、2杯連続で食べたこともあります。ノスタルジーの中で美化された味の記憶として残っているだけの話かもしれません、、、
私の知る限り、宇高連絡船のうどんに近い味を残しているのはJR高松駅構内にある立ち食い店だと思います。今もあるのでしょうか、、、
写真は宇野港沖を行き交う船舶です=5月19日午前6時49分
LEICA R9+DIGITAL-MODUL-R,100mm Macro(f=2.8)
f=4.8,1/800,-1EV,ISO=100
SILKYPIX Developer Studio 3.0

0 件のコメント: