2007年5月31日木曜日

宇野港の想い出①~瀬戸大橋開通20年を前に

来春で三つある本四架橋の先陣を切った「瀬戸大橋」が開通して20年になります。
5月20日のblogで予告させていただきました「宇野港(岡山県玉野市)の想い出」をつづりたいと思います。
本州と故郷の高知を列車で行き来する際、数え切れないほど宇高連絡船を利用しました。宇高連絡船とはその名の通り、宇野(岡山県)と高松(香川県)間を運航していた旧国鉄航路のことです。1910(明治43)年6月12日に運航を始め、1991年3月16日に姿を消しました。1988年4月10日に初めて本州と四国を陸路で結ぶ瀬戸大橋が開通したのが廃止の大きな契機となりました。もちろん、今の宇野港には四国だけでなく、瀬戸内海の島々に貨客を運ぶ重要な拠点としての大切な役目があります。大型貨物船が着岸できる3万トン級バースも整備されています。しかし、「大動脈」だった四国との航路で瀬戸大橋に多くの人を運んだ鉄道とクルマの流れを奪われてからというもの、随分寂れてしまったことは否めません。
個人的な想い出は少しずつ語って行こうと思います。
朝焼けが残る波止場でフェリーの出港準備が整いました=5月19日午前5時46分
LEICA R9+DIGITAL-MODUL-R,28mm
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