昨日は事情があって、出社前にJRで4駅大阪寄りの摂津本山に。
普段より2時間も早く起きたので、眠たい、眠たい……
本山には阪急の駅(岡本駅)もある。
ここから山手は阪神間でも屈指の高級住宅街という。
夕食までのつなぎにラーメンを食べることにした。
表題にある「らーめん処 山神山人(さんじんさんじん)」である。
言うところのフランチャイズ方式のチェーン店(発祥は神戸)。
存在は以前から気になっていた。
私はラーメンにあまり執着はない。避けている訳では決してない。
地元・三宮は基本的にラーメン不作地帯であると思い込んでいる。
それだけだ。
↑ JR摂津本山駅の北口から山手幹線を東へ。駅からものの3~4分。 居酒屋と見まごう入り口は割と目に付く。
小沢一郎氏のポスターは早めに外したほうがいいよね(^^;
f=2.8, 1/400, ISO=200, -0.3EV, Center
↑ ランチタイムも終わりかけの午後3時前。
店内に客はいない。こういうスキッとしたカウンター店は好みだ。
実に愛想の良い好好爺に迎えられた。
名のあるラーメン店には無愛想で礼儀知らずの
中年のガンコ主人が付き物だ。
しかし、この店は出鼻をくじかれるくらい丁寧な接客。
ただ、午後3時前に出勤して来た女性店員はアカンで、、、
好好爺も台無しである。
f=2.8, 1/30, ISO=400, Pattern
↑ 初めての店なのでメニューが多すぎてよく分からない。
とりあえず「朝獲りネギ盛り並」(760円)を注文。
ご覧の通り、豚骨ベースに鶏ガラ醤油?だろう、真っ当なラーメンだ。
スープ◎。クリーミーで適度なコク。
チャーシュー◎。脂身と赤身の混ざり合った部分だが、全く重くない。
ネギ◎。能書きはさて置き、香りが良い。
麺◎。爪楊枝より一回り細いので最初は危惧したが、固茹でに好感。
レビューでは「麺が細い」という不満も目にする。
太麺も面白いとは思うが、食べ終わると、この細麺の輝きが分かる。
丼の最上部にはピリ辛の肉そぼろがトッピングされていた。
元来のスープの味を壊さぬよう、途中まで食べ進んだところで混ぜる。
卓上にはガーリックフレークや胡椒などがあったが、無用であった。
ラーメンはフレンチになぞらえて「フルコース」という。
この店のラーメンはそれを地で行っているのではないか?
すべての具材が混然一体となり、器からはみ出すハーモニー。
グルメガイドのコメントでは辛口の批評も目にするが、
私のつたない舌には合格であった。
だいたい、カレーもそうだが、
ラーメンという日常食に正面から構え過ぎること自体オカシイ。
再訪の際には煮玉子や豚の角煮も是非賞味したい。
角煮丼や玉子かけごはんなどの、ごはんものもある。
起き抜けの厳しい体調でも、このラーメンなら不足はなかった。
頑張れ!山神山人さん!
写真はすべてRICOH GR DIGITAL Ⅱ(Jpeg)
SILKYPIX Developer Studio Pro処理
0 件のコメント:
コメントを投稿