【Porsche ディーラーで5000km点検】
連休が終わったと思ったら、今日、明日とまた連休である。
月曜に出勤すると、また休みというメチャクチャな勤務になっている。
休みは歓迎だが、私の場合、休みが多いと遠出をしたり、
呑みに行ったりで出費がかさむので、手放しでは喜べない。
勤務だと極端な話、1円も使わずに過ごせるのだが……
あとはM.Kさんといつものように車の四方山話。
今回の長崎行で気になっていたことが二つあった。
一つは助手席の下部から鍵束をもてあそぶときのような、
チャリ、チャリという異音が聞こえること。
一定速度で巡航する際によく感じる。
Porsche 911 Carrera の場合、
コクピットから前には前輪とサスペンションしかない。
異音は駆動系ではないと判断していたので、
走りには影響しないと決め込んで放置していた。
T.Kさんに実際に乗ってもらったが、「少し聞こえた」程度とのこと。
今度はエンジンの仕上がり具合の点検を兼ねて、
「レーサー」の異名を持つM.Kさんにステアリングをゆだね、
私が助手席に。自分の車の助手席に座るというのは初めてのことだ。
異音は全くしない。
増し締めの結果なのか、助手席に70kg近い私が座っているからか?
M.Kさんいわく、「もしかしたら助手席下のスプリングなどの音かも」。
助手席からの異音が
グローブボックスに跳ね返って聞こえているのではないか、とも。
私は基本的にソロドライバーなので、
助手席に人を乗せることは滅多にない。
新車というのは大概、最初のころは
原因不明の異音に悩まされるものだ。
やっかいなことに、ディーラーに持ち込むと異音はピタリとやむ。
実に不思議だ、、、
走行には全く影響がないことが分かったので、
しばらくは様子をみることにしよう。
二つ目は車が何となく「重く」感じること。
どこかパーキングブレーキを引っ張って走っているような違和感。
ショックだったのは、M.Kさんのインプレである。
「う~ん。エンジンが回りませんね。もっとどんどん踏んでください」
「こんなもんじゃないですよ、Porsche は」
「これから10000kmにかけて容赦なく回してください」
(^^;
スポーツカーのエンジンは積極的に回してやらないと、
回らなくなってしまうものなのだ。
「回らない」と書くと誤解されそうだが、要は……
タコメーター上ではエンジンは
アクセルを踏めば当たり前に吹け上がる。
ところが、
このクセを付けてしまうと、再調教してもダメ。
その車は「回らない車」として、立ち直る機会を永久に失う。
燃費に気遣って高いギアばかりを選んだりせず、
スピードに見合った(と言ってもPorscheの場合、かなりハイレベル)
ギアで惜しみなく回さないと、真価を発揮できなくなってしまう。
明日からはこの教訓を得て、どんどん踏んでいこうと思う。
写真は5月9日午後6時29分、自宅ガレージ
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