本日、PORSCHE 911 Carrera (997後期・2009年式)が無事納車された。
寝不足のまま阪神電車に乗り、
大阪市西淀川区のショールームに午前8時50分に到着。
輸入車の納車というのは、これまでの経験では自宅でなく
ディーラーで行われることが多いようだ。
では、注文書の「納車費用」とは何?(^^;)
他の部分で相当勉強してもらったから、今さら突っ込みはしないが、、、
コーヒーを2杯頂いて目を覚ませた後、
2階の工場で各機能の操作方法などの説明を1時間半余にわたって受け、
週末の渋滞の中、国道2号から山手幹線を走らせてみた。
途中、雨もパラついて来たので寝不足解消のためもあり、そのまま帰宅。
距離にしてわずか30km弱のファーストインプレッションは極上そのもの!
5年ぶりの左ハンドル、右マニュアルシフトの勘もあっという間に戻った。
「走行距離500kmまではエンジン回転を3000rpmに抑えよ」
との指示に従って走らせたが、低回転域でもトルクバンドが広いため
一般道での走行でも何ら支障を感じない。
2速、3速からの加速はスムースかつドラマチックだ。
滑るように速度は上がっていくのだが、
シャシー剛性の高さをひしひしと感じる、貫禄ある加速感。
5年前まで乗っていたPorsche Boxter S (986S)に比べ、
軽やかさでは後れをとるものの、骨太な乗り味は◎。
折りしも北朝鮮がミサイルを発射するだの、
しただの、いや誤報だっただのと大騒ぎになっていたので、
ナビのワンセグを付けっぱなしにして耳を澄ませてしまった。
肝心のリアから響くはずのエンジン音やエグゾーストノートを
吟味仕切れなかったのは残念だった。
余談だが、走行中でも改造無しでTVが見られるようになったのは
いつからだろう?
もっとも、画面に見入るわけではなく、走行中は音声に耳を傾け、
信号停止で画面を確認していたので問題はないと思うのだが……
PASM&スポーツクロノパッケージという装備がある。
ボタン一つで足回りをノーマルからハードに瞬時に切り替えられる。
ノーマルはサルーン並み
(と言ってもスポーツカーとしては、という話)の柔らかな乗り心地。
ハードはさすがに路面の継ぎ目などを細かに拾い、
この速度域では車線変更や右左折をしてもロールはほとんどなくなる。
アクセルレスポンスも敏感になり、
PSMの無用な介入も抑えるとのことだが、
納車直後にあえて挑むこともない。この機能は使わなかった。
このスポーツクロノ、実はATであるPDKと組み合わせて
初めて真価を発揮するという。
ともあれ、自宅のガレージに着いて改めて、
再びPorscheオーナーに戻った実感が沸いてきた。
おっと、生田神社でお祓いをしていただくのを忘れていた。
雨も降りだしたし、後日に参ろう(^^;
慣らし運転を兼ねた初のロングドライブは次週末に決定。
焦ることなく、ドライブの計画を練ることにする。
↑ 記念すべき愛車の初写真。
メカニックのM・T課長(左)と担当セールスのM・K第1営業部長
4日午前10時44分、大阪市西淀川区のポルシェセンター西大阪
Nikon D300+18~200mm(27mm=35mm換算), 14-bit RAW
f=7.1, 1/8, ISO=200, RGB Pattern, flash
SILKYPIX Developer Studio Pro
SanDiskの「Extreme DUCATI EDITION」8GBのCFを
Porsche専用と決めた。
追記:
自宅で仮眠後、ETC機能のテストを兼ねて、夜になって
阪神高速生田川から第二神明に入り、一路西へ。
大久保IC(兵庫県明石市)で降りて、国道2号を神戸まで戻ってきた。
エンジン回転数を3000rpmに抑えて走るのはストレスが溜まる。
それでも、2000rpmでは必要十分なトルクを発生するので不満はない。
この回転域ではギヤ比はクロスミッション的に感じる。
普通なら6速はオーバードライブとして高速巡航に使うところ、
Porscheは戦闘モードに組み入れている。
6速で100km/hでタコメーターは2400rpmだ。
4速60kmなら2000rpm。
グランド・ツーリングカーとしてとらえれば、ややローギアードに感じる。
各ギアのつながりを重視して、万人向けの
ドライビングプレジャーを優先したのだろうか?
でも、慣らしが済んでレッドゾーンが解禁になったとき、
この車は豹変するのかもしれない。
オーディオ類をすべてオフして、エンジンやロードノイズに耳を傾ける。
リアエンジンからの音はコクピットではほぼ遮断されている。
車外で聞くと「結構やかましい」「Porscheの音やな」とは知人の評。
ロードノイズは全く許容範囲だ。エグゾーストノートも野太くて頼りになる。
Porscheのアクセルは吊り下げ形でなく「オルガンペダル式」。
ヒール&トゥでは、かかとと言うより、その時の回転数に合わせて、
足を捻り気味にして右足甲の外側のかかと寄りで一蹴りするのだが、
シンクロの手助けもあり、ほとんどが一発で決まる。
胸のすく瞬間。
慣らしを終えて全開走行できる日の楽しみが一つ増えた ♪
日をまたいでの初日実走距離は約100km。
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