変わった表現にトライしてみました。透過光と反射光に輝く若葉なのですが、そのまま現像してもつまらないと考え、直接光の当たっていない周辺の葉や枝を「黒レベル」を上げて「消して」しまいました。同時に「ハイライトコントローラ」で明部補償を最小限にとどめ輝度の高い部分は白飛び寸前まで追い込みました。結果的に絵画のような表現になりました。
SILKYPIX Developer Studio 3.0は本格レタッチソフトではなく、カラーマネジメントに特化した現像ソフトであることは以前にもお話しました。色調整の分野では右に出るソフトがないくらい出来栄えは良いのですが、レイヤーやスタンプツールなどの特殊な画像処理機能は持ち合わせていません。SILKYPIX Developer Studio 3.0で出来うる可能性の一つを私なりに追求した一枚です=6月2日午後3時56分、神戸市北区山田町上谷上字長尾の市立森林植物園で。
LEICA R9+DIGITAL-MODUL-R,100mm Macro(f=2.8)
f=2.8,1/25,-1EV,ISO=200
SILKYPIX Developer Studio 3.0