
この年の9月、近鉄(現・オリックス)の北川博敏選手がプロ野球史上初の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打という偉業を成し遂げました。この記録は「釣り銭なし」のサヨナラ弾でもありました。3点差でしたので、満塁弾で1点差の逃げ切り。ゆえに「無駄」な点差がなかった、というわけです。マージャンでいえば「トリプル役満」でも足りない、想像を絶する一発だったのです。
撮影目的はLEICAレンズの発色と、話題の的だった富士のベルビア50のテストを兼ねたものでした。
1990年に発売されたベルビア50は鮮やかな発色の半面、緑かぶりが弱点とされていました。確かにしつこい緑・水銀灯かぶりが認められ、画像処理ソフトの色温度とトーンカーブ調整で極力除きました。昨年秋に生産中止、ベルビア100に移行。今はファンの要請に応える形でブローニーとシートフィルムでのみ、ISO=50が復活しています。
この写真の直前にCanonのLレンズでも試しましたが、当時のポジを失いました。夜景の発色に関してはCanonの方が一枚上手だったように記憶します。
LEICA R8,60mm Macro,RVP50
EPSON GT-X900
SILKYPIX Developer Studio 3.0