2009年4月19日日曜日

Porscheともに備中へ ㊤

昨年の夏だったか、、、OBのK氏に紹介された岡山・吹屋地区。

銅山とベンガラで栄えた備中屈指の豪商の集う地であったという。
旧財閥の繁栄を支えたスポットが中国山地の奥深くにあるとは意外だった。

神戸からは阪神高速→第二神明→加古川・姫路両バイパス→播但道
→中国道・新見ICが一番便利なようだ。

19日午前4時半に神戸の自宅を出発。
1000円高速をフルに利用して岡山県高梁市成羽町吹屋を訪ねた。

本当に山間部で、道幅の狭いのはいいとしても、
未舗装(回収中)の道路もあり難儀することもあった。

地区自体は見所が点在しているもので、
健脚派でなければマイカーの利用が便利ではある。

機材はすべてNikon D300+18~200mm (14-bit RAW)
特に断らない限り、測光モードはRGB Pattern、絞り優先AE
現像はSILKYPIX Developer Studio Pro、データ冒頭の数字は24時制だ。

↑ 東横イン岡山西口右14階から岡山駅を望む 
2206, f=5.0, 1/10, ISO=200, -1.7EV, 43.5mm (35mm換算)
↑ 吹屋地区の石州瓦の街並み(山神社境内から)
1249, f=8.0, 1/125, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ ベンガラの門扉と可憐な花
1254, f=5.3, 1/640, ISO=200, -0.3EV, 135mm (35mm換算)
↑ 蕎麦屋の店先に咲く深紅の花
1251, f=6.3, 1/160, ISO=200, -0.3EV, 300mm (35mm換算)
↑ 表通りを少し路地裏に入ると朽ち果てた倉庫?が
B&W近くまで彩度を落としているが、気持ちだけカラー要素を残してみた
1208, f=3.5, 1/640, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 旧吹屋郵便局。隣にはJP日本郵政のモノホンの郵便局もある
1207, f=7.1, 1/30, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 音楽を志すきっかけの一つになった財津和夫のライブ告知ポスターが
1157, f=9.0, 1/40, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 石州瓦の街並みはヨーロッパの古都を思わせる
1152, f=6.3, 1/160, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 以下3葉は笹畝坑道にて。ジオラマ風に飾られた炭坑夫が不気味
女性も採鉱に携わっていたようだ
1111, f=3.5, 1/10, ISO=1600, -0.3EV, 27mm (35mm換算), flash
↑ 坑道内の遊歩道脇の水路には今なお緑青が、、、
1110, f=3.5, 1/10, ISO=1600, -0.3EV, 27mm (35mm換算), flash
↑ これは公開されている坑道遊歩道の出口
坑道内は5mも入ると、ヒヤリとするくらい涼しい。清酒の貯蔵所もあるという
1114, f=4.2, 1/30, ISO=1600, -0.3EV, 52.5mm (35mm換算), flash
↑ 以下10葉は映画「八つ墓村」のロケ地に2度選ばれた広兼邸にて 
77年の金田一耕助役は渥美清、96年は豊川悦司だった
地元のガイドさんいわく、野村芳太郎監督の第1作に刺激され、
2作目は大御所・市川昆監督のご指名があったという。

この日の吹屋は最高気温が30℃以上の真夏日
ハチもよたよたしながら歩いていた……
1022, f=9.0, 1/320, ISO=200, -0.3EV, 300mm (35mm換算)
↑ 広兼邸の当主が自身のために建立した天広神社の社殿
飾られている木彫はもしかして八咫烏ではないか……?
1005, f=10, 1/25, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 広兼邸の正門。戸口の2階は不寝番の部屋を設けてある
0950, f=16, 1/100, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 広兼邸の裏に廻る
(「墓の裏に廻る」という尾崎放哉の句を気取ったわけではない(^^;)
0945, f=3.5, 1/20, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 広兼邸の庭で一際目を引くつぼみ
マクロレンズを求める余裕がないのでCU (Closeup Filter)でしのいだが、
あくまで応急措置にしか使えないことが判明した。
0941, f=5.6, 1/250, ISO=200, -0.3EV, 300mm (35mm換算), CU 
↑ 広兼邸の下男部屋(左)と番頭部屋
0937, f=13, 1/60, ISO=400, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 広兼邸の台所に初夏を思わせる朝日が注ぐ
0934, f=8.0, 1/30, ISO=800, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 庄屋とはいえ、まるで城郭のような石垣に建てられた広兼邸
0909, f=8.0, 1/320, ISO=200, -0.3EV, 39mm (35mm換算)
↑ 小さな城など比較にならないほどの迫力ある石垣
0910, f=16, 1/160, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 広兼邸から見下ろした田畑
0912, f=3.5, 1/1000, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ 以下3葉は吹屋小学校の校庭で。現在も児童が通っている
0835, f=5.3, 1/640, ISO=200, -0.3EV, 168mm (35mm換算)
↑ 校舎の正門
0832, f=3.5, 1/200, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算)
↑ すっかり葉桜となったサクラの木と愛車
0821, f=4.0, 1/250, ISO=200, -0.3EV, 41mm (35mm換算)
↑ 少し集落から外れた農道に愛車を停めてみた
0844, f=3.5, 1/160, ISO=200, -0.3EV, 27mm (35mm換算), flash
↑ Porscheの「泣かせのアングル」の一つである
0646, f=7.1, 1/500, ISO=200, -0.3EV, 52.5mm (35mm換算)

↓ このリアウインドアングルも泣かせる(^^;
0644, f=7.1, 1/250, ISO=200, -0.3EV, 36mm (35mm換算)

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