2009年7月18日土曜日

不可解なFAX届く㊤

写真は17日夕、送られてきたファクシミリである。

書面には「弊社は判断いたしました」とあるので、
前嵜(まえざき)一博・第一営業部部長個人の結論ではなく、
昌和自動車という企業の結論と読める。

ただ、前嵜氏や同社の印影が見当たらない。
単なる、業務連絡としての効力しかないと判断せざるを得ない。

三宮法律事務所」のファクシミリから送信されている形跡がある。
それなりの法律職と相談の末、
そのアドバイスに従ったであろうことは想像に難くない。

その前日(16日)は午後1時過ぎという、
一般の人なら夜明けに家電が鳴った。
むろん、留守番設定のままである。

前嵜氏からの「最後通牒」であった。
携帯でなく家電を鳴らすこと自体、異例であり睡眠妨害である。
前嵜氏には当方の生活パターンは知らせてある。
単なる嫌がらせなのだろう。

当方の目がパッチリ開いている午前5時でも
前嵜氏は就寝中であろうから、
携帯を鳴らしたりはしないのと同じ理屈である。

「修理はウチでは出来ません。車は引き取ってください」
との趣旨であった。耳を疑う発言だ。

金は耳をそろえて渡すと前日に通告してある。
技術的に修理が出来ない訳はなく、こちらを追い詰める戦術だろう。

約1330万円の代金には、さまざまな顧客サービスが含まれている。
それを前嵜氏が自らの無知・無能のために放棄したのである。
前嵜氏の給料の支払い者たる昌和自動車に対する背任行為でもある。

実務上の最高責任者たる青木専務が会議中というので、
窓口女性を通じて約束した時間、午後6時に電話を待ったが、
架かっては来なかった。

専務が任務放棄したわけではなく、
経緯が上層部に仔細に伝わっていないのであろう。
というより、前嵜氏の指示であろう。

昌和自動車というPorsche の正規ディーラーにして、この対応。

顛末は17日午後3時過ぎから1時間にわたって、
日本の総輸入元・Porsche Japan にも報告しておいた。
担当はポルシェカスタマーケアセンターの石井マネジャー(女性)。

何の効果もなかろうが、手順だけは踏んでおいた。
次はネット告発、消費者センター、ADRの窓口か、はたまた法廷か、、、

前嵜氏が極め付きの吝嗇家であることはとおの昔から分かっている。
紛争解決費用を会社の経費で賄おうとしているようだが筋が違う。
コトの発端が顧客と前嵜氏との業務外の摩擦にあるのだから。

今後はあらゆる行政・司法手段を駆使して、愛車を守らねばならない。

私を「悪質クレーマー」と認定するのなら、あえて妨げはしない。
ただし、前嵜氏も無過失であるとは到底言えない状況下にある。
東芝クレーマー事件等々に代表される企業としての失策例は念頭に。

前嵜氏は夜中は寝ているようだが、空いた時間は
民法・民訴を中心とした、、、いや、法律はどうでもよい。
セールスマンの心得として、勉強に次ぐ勉強をしてほしい。

セールスと顧客の信頼関係が取り返しのないほど崩れたとき、
法人たる昌和自動車の解決するべき仕事は
「双方が納得し得る落としどころを提示すること」。

昌和自動車の信用を一社員が左右してしまうことになりかねない、
という事態になれば会社も安穏としてはいられないと思う。

これまでの前嵜氏とのトラブルを備忘録として残しておく。

①昨年12月6日(土)午後。
Porsche Center 西大阪(大阪市西淀川区)におけるフェア。
大変混雑していたので、
ひとまず「補助席」的なストールで待機して、順番が来るのを待った。

6人がけソファ、三つほどある3~4人がけ丸テーブルに座っているのは、
いずれも用件の定まった顧客とは見受けられなかった。

当方の用件は納車まで4ヶ月を切り、
もろもろの手続きを確認するためであった。

賑やかに釣りの話をしている仲間連れ。常連かつ相当の上客と見えた。
あとは1人で黙々と雑誌を読んでいる男性……

そのうち幼児を含む家族連れがやってきた。
私の番は飛ばされ、存在すら忘れ去られているようであった。
女性スタッフが一見の客を見つけたように、
「お飲み物は如何ですか」。2杯目は要らない。
その時点で1時間以上は待っていた、、、

寒い日であった。
そのうち、持病の狭心症の発作が来た。
ニトログリセリン成分の舌下スプレーを投与し休んだ。
ニトロを服用すると血圧が急速に低下し、朦朧とすることがままある。
この日も睡眠不足だったので、ウトウトしていたように見えたに違いない。
前嵜氏は「寝ていたから、声は必要以上にかけなかった」と主張している。

都合2時間ほど待っても、私に声が掛かることはなかった。
何とか発作を食い止めた私が無言で店を立ち去ろうとすると、
前嵜氏が慌てて駆け寄ってきた。

「どないしはったんですか?」
「体調が悪いので引き揚げる」

私は契約解除を真剣に検討した。
しかし、Porsche 911 を買う気持ちは動かない。
前嵜氏がコトの経緯を理解してくれればとの思いだけであった。

その後、三宮のレストランにおいて2人で長時間にわたって話もした。
しかし、ラチは開かなかった。
フェアにおける対応の不手際は前嵜氏も盛んに謝罪していた。
が、今ひとつ、誠実さを感じない。
車は本国ドイツで生産ラインに既に乗っている。

やむを得ず、同社の専務に電話した。
その際の経緯は細かく記録していないが、
次回の契約書変更でETC関係等の項目が減額されていた。
額にして35,000円ほどだが、
私はそれが同社の「落としどころ」と解釈し、最終的に契約を承諾した。

②1月12日夜、三宮の某飲食店において、
前嵜氏が頭金200万円の一部70万円の札を1万円数え間違ったまま
領収書を発行、翌日「69万円しかありませんでした」と泣きを入れてきた件。
商取引において、時折あるトラブルだ。

知人のビルオーナーとの雑談でその話を出したところ、
「現金授受において、正式な領収書を相手方が懐に収めた以上、
後から入金額が、仮に帯封付きの札束100万円で1枚足りなくても、
通知すらせず手前で穴埋めするのが鉄則だ」という。

しかし、当方の性格では、借りを作ったような気分に陥る。
先の知人には「お前さんも甘いな」と笑われたが、
快く承諾し、前嵜氏に1万円を手渡した。
前嵜氏はたいそう感謝していた。

③さらには、ETCカードを当方の車に挿入したまま忘れた件。
6月7日に前嵜氏に依頼して、エンジンの仕上がり具合を確認してもらった。
Porsche クラスの車の仕上がり確認は速度の面からも一般道では難しい。
阪神高速で前嵜氏にステアリングをゆだねた。

高速料金を「私のETCカードで」と申し出てきたので、
ありがたい、と思いカードを差し替えた。

ところが、、、自宅に帰り着いてみると、前嵜氏の個人名義の
住友VISA発行のETCカードが差し込まれたままであった。

こちらから連絡を取るいとまもなく、私の携帯が鳴った。前嵜氏である。

「ETCカードでしょ」と私の方から切り出した。
その日の夕方、私の勤務先近くに前嵜氏が飛んできて、
無事受け渡しは終わった。

①以外の、つまり前嵜氏自らの損失に直結するミスの処理は驚くほど速い。
しかし、①のような微妙な案件、
ひいては今回の事故のようなトラブルでは
想像を超えた信じ難い言動を取る。

①では当方が前嵜氏の立場なら、

「○○さん、ご気分でも悪いのでしょうか? 救急車をお呼びしましょうか?」

と問いかける場面だった、、、

人間はミス、思い違いをする動物だから、そこは一切責めない主義だ。
しかし、前嵜氏のおかしなところは、
それらをことごとく正当化し、「それは済んだことじゃないですか」
「どっちもどっちじゃなですか
他人事のような主張を展開してくる点である。

しかし、今回(7月9日)のトラブル以来、逃げるは逃げる……
その逃げ足の速さと屁理屈の展開ぶりには大いに感心する。
「今は商談中」「その時間は無理」「何が言いたいんですか」
「弁護士を入れるならやりましょう。裁判もいいですよ」……
最後は開き直りとも取れる捨て台詞まで繰り出してくる。

当方も相当激しく応酬した。

7月9日のトラブルについて詳細に記しておかねばならない。

この日は三重・鈴鹿サーキットにおいて
ポルシェジャパン主催のドライビングスクール
PDE(Porsche Drinving experiment)の中でも
「Performance」という
国内最高峰の高度なプログラムが用意されていた。
1日だけの講習だが168,000円という講習料一つ見ても、
かなり将来に役立ちそうな予感があった。

講師陣も清水和夫氏、影山正美氏、織戸学氏ら、
日本を代表する大物をそろえている。

ユーザーにドライビング理論を教える座学と、
南コースでは講師が助手席に乗り、クリニックするという実技。

さらにはF1と同じ国際レーシングコースを講師の指導の下、
思う存分、フリー走行。
〆は講師の助手席でプロの全開走行を
体験できるいう極めて濃密なプログラムであった。

午後のフリー走行中、ピットインしたら、
たまたま前嵜氏の車の隣に止めろという指示がスタッフから出た。
スタッフの指示通りの位置に車を止めた。

前嵜氏の左に当方という位置関係である。
ピット出口方面、つまり本コースに向いて
右より斜めに止める流儀である。

たまたま事故直前に写した写真がある。
(この項目ではあえて添付しない。
当ブログのある項目で公開してある)

両車の間隔は1mを少々超える程度。
前後関係は前嵜氏の車が1m強前。
双方とも左ハンドルだ。

私が煙草を一服して車に戻ると、
前嵜氏はドアを半開きにして、
車内に上半身を突っ込み、何やら作業中のようだった。

後から聞いた話だが、前嵜氏によると、
彼の愛車「Porsche 911 GT3」のドアは3段階で開くという。

1ノッチでは実用にならないほどしか開かない。
最大の3ノッチが全開である。

2ノッチで上記の作業をせざるを得ない、余裕があるとはいえない間隔で
当方の車が止まっていたことを裏付けている。

実際、前嵜氏の作業は数分間続いており、
下半身だけが車外に出た状態で、
お尻に当たったドアがかすかに動いていた。

私は気にはなりながらも、
ヘルメットとグローブを装着してピットレーンに出ようとした。

その時に接触事故が起きたのである。

互いに接触部位を確認した。
フリー走行の時間が限られていることもあり、
前嵜氏は「この件は後で話しましょう」。
私も走行に支障もないので承諾した、、、

翌日、電話での前嵜氏の説明:
事故の瞬間は見ていました。
あの時は車内のオンボードカメラの調整をしていました。
するとガガッという音がしたので隣の車を見ると
右前フェンダーと私の車の左ドアのエッジが
数十cmにわたって擦っていました。

私:
音で気がついたという事は「事故の瞬間」は見ていないわけですね? 
私も見てはいませんでした。フルフェースのヘルメットをかぶって
本コースに出ようとしていたので、擦過音も聞こえませんでした。

前嵜氏:
私の車は停止していました。動いたのはあなたです。

連絡を取るたびに、新しい「事実」を持ち出して来るが、ピンぼけだ。
どうやら前嵜氏は交通事故における過失割合において、
動いている車に過失が常にあるという大原則は承知しているらしい。

ただ、車の動静において、判例では、
通行区分に沿った車線の停止線で
信号待ちをしている車に追突した場合を除き、
過失相殺が100:0になることは少ない、
という現実はご存じないらしい、、、

私の車の右フェンダーには
彼の車のドアエッジの白い塗料がこびりついていた。
ドライビンググローブでごしごし擦ると、塗料は目立たなくなったが、
丸みを帯びたフェンダーは手のひら二つ分くらいへこんでいた。

前嵜さんのほうは大丈夫ですか?」。
私は尋ねながら、ドアエッジをグローブ越しに擦って確認した。
塗料ははげていたが変形は見られなかった。

前嵜氏は言った。「私の方は大丈夫です」

翌日の前嵜氏:
「瞬間」と言われれば見てはいません。しかし、
先に事故に気づいたのは私だし、
あなたは私が制止するまで気づいていなかった。

事故の瞬間を目撃していない当事者同士が、
自分の方が先に気づいた、お前が後だった、
というのはこの際、無関係ではないだろうか。

通常、ショッピングセンターの駐車場やコインパーキングでも
次のようなことは起こりうる。

つまり---

自分がドアを半開きにして車内に上半身を突っ込んで
何らかの作業をしている。

ドア側に駐車していた車へ
運転者が帰ってきて発進しようとする。
半開きにしたドアと発進せんとする車の間隔は極めて狭い。

こうした場合、皆さんならどういう行動を取るであろう?

私なら、作業は中断。相手が立ち去るまでドアを閉めて待つ。

PDEの講習会は午後6時に終了。
ピットエリアからは15分以内をメドに退去して欲しい
とのアナウンスがあったため、前嵜氏にその旨を告げ、
車をパドック裏の駐車場に回した。

やがて前嵜氏がやってきた。話が始まると思いきや
「今から仕事なんです。事故の話の時間は取れません」。

「約束が違う。それなら、さっきの
『話は後で』というのはどういう意味だったのか?」
という当方に対し
「とにかくお客さんをさんざん待たしているんです」の一点張り。

大阪のディーラーが鈴鹿で何の仕事か?
とも思ったが、その時点では前嵜氏の言葉を鵜呑みにした。

お客さんも大事ではあろう。
しかし、3時間ほど前の接触事故のケリをつけるのが先決ではないか。
ましてや「話は後で」と当方を待たせた上の言葉である。

後から聞けば、その「仕事」とは元々決まっていたことという。
あきれ果てた、、、

話が平行線だし、前嵜氏の目は泳いでいる。
当方は「とにかく明日は金曜。
板金屋さんなりディーラーに今晩中に入庫できないか」と求めた。
が、「今から大阪に帰ると全部閉まっている。
ディーラーの人間も退社している。
車庫のキーも今日は持参していない」と言う。

保険を使うか、自腹を切るかも尋ねられた。
そうでなくても、任意保険は来春から一律値上げとなる。
事故でノンフリート等級は下がる。当方の負担は大きい。
自腹を切ることにした。修理費要は概算20万円ほどという。

これも後から考えれば不可解なオファーである。
サーキット内での事故は、
死傷など重大事故を除いて保険の免責事項に当たる。
警察の介入も原則として、ない。
プロのセールスたる前嵜氏がそれを知らないはずはない。

「では明日にでもご自宅に引き取りに行きます。
僕自身がいけるかどうかは分からないですが、
何時ごろがご都合いいですか?」
「午後4時ごろなら大丈夫です」

ひとまず、鈴鹿を後にして東名阪から第二名神に入った。
午後6時53分。前嵜氏からの携帯が鳴った。

「ディーラーに居残ってくれる人間を見つけました。
入庫できますのでディーラーに向かってください」

ディーラーには午後8時26分に到着。
居残っていてくれたN氏に車を引き渡して、電車で帰宅した。

翌日、つまり7月10日。前嵜氏に架電した。
「車は板金工場に入りましたか?」
「いえ、まだです」
「しかし、明日からは連休。
だから、夕べ無理を行って入庫させてもらったのに……」

そうこうしているうちに、
期せずして話が接触事故の過失割合の話題に流れてしまった。

この話題は少し寝かせるつもりが当方にはあった。
なぜなら、先に述べたようにサーキット内の事故は
保険の免責事項に当たる。アジャスターの入る余地はない。

互いに第三者を立てるなどして
当事者同士が対面して示談する必要を感じたからだ。

もとより、板金工場は何の関係もない。
(実はこの板金工場の社長は昌和自動車の社長と同一人物)
要は車が修理されてきた後で、
じっくり互いの主張点を述べ合って収束させればよいのである。

この際、前嵜氏が驚くべき「新機軸」を打ち立ててきた。
「私の車もドア1枚塗り替えます。20万円ほどかかります。
サーキット内での事故ですから、どっちもどっち。
お互いが自分の車を直し合うという、痛み分けでいいじゃありませんか」
前岢氏は図らずも自らの「過失」を50%認めた形を提示してきた。

事故直後の「私の方は大丈夫です」との言葉はどこに行ったのか。

翌日。また前嵜氏と電話で話した。
「とにかく、板金塗装代を入金する約束をしてもらえないと、
私どもとしても板金工場には入れられません」と前嵜氏。

私は結論として、こう提案した。
「今は接触事故と、
それに続くあなたの不可解な条件提示に不信感を抱いている。
修理代金は信頼の置ける第三者に供託したいと思う。
供託するということは支払う意思がある証明だ」

前嵜氏は供託制度を全く理解していなかったので、
それからかなりの時間を空費した。

供託制度はを一言で説明すれば、
債務者が債務を果たす支払う意思があるにもかかわらず、
債権者と連絡が取れない、または紛争途渦中にあって、
一方的に支払うと後の交渉で、
一部ないし全額返金という結論になった場合の手続きが
煩雑になるのを防ぐ法的手続である。

身近な例では、店子が家賃を用意しているにもかかわらず、
大家が家賃値上げを楯に受け取らない、
または受け取れない、という紛争下で、
法務局に家賃を一時預かってもらう例がよく紹介される。

供託することで、大家から「この店子は家賃を払っていない」
と、延滞利息等を請求されるのを防ぐ防御権の行使でもある。

当方はこの考え方を、今回のケースに拡大解釈して提案した。

強制力を高めたいなら、債権者側が裁判所に仮処分を求め、
当面の債権を確保するという手段もあるにはある。
放置しておくと現状回復が非常に困難になる場合、
裁判所は比較的早期に仮処分決定を出す。
その後、法廷で確定判決を得るという中途手段である。

閑話休題。

(「供託」とは支払うのを免れる手段に違いない)
前嵜氏はこう警戒したようだ(笑)
無知もはなはだしい。

やや時間を置いて
(社の経理担当者か誰かと相談したのだろう)、

前嵜氏「我が社はそういった支払方法はお受けできません」。

押し問答の末、現金で当方の板金塗装代は支払うことにした。
併せて出来るだけ早い納期を希望した。
譲歩してばかりだが、当方としては穏便に解決したい一心である。

前嵜氏「あなたの前輪が切れていたのを覚えていますか?」。
さも「切り札」のように語り掛けてきた。
もちろん、である。写真にはっきりと写り込んでいる。

この電話の前に当ブログに前嵜氏自身のシャッターによる
両車の位置関係が写った写真を載せておいた。
これを見て、前嵜氏は閃いたのであろう、、、
が、大きな見当違いであった。残念。

ここは大変重要な論点である。

前輪が切れていた方向はへわずか。
彼の車は右側に駐車してあった。
本コースに合流するピットロード出口は向かって

左ハンドルの車は右側の視界が悪いので、
狭い間隔をすり抜けて右折する際に、
左にフェイントを取ることはあっても、
右に切り込むことは決して、ない。

ましてや、眼前はピットロードである。
F1日本GPでも使われる国際コース。
幅は目測だが5~6mはあろう。
右に切り込んでまでピットロードに出る必要性など
「合理的」に考えて、ない。

「合理的」というのは、一般人が話し言葉で使うのと少し違う。
司法現場において、裁判官の心証形成を図る場合に
よく使われる用語である。

そうした経緯を経てなお、
上記のような留守電とファクシミリが届いた。
その間の交渉はすべて電話であり、事故以来、対面したことはない。

今回のケースは、前嵜氏の不誠実な行動が目に付く。
当方も交渉の経緯で幾度となく声を荒げたことは認める。
前嵜氏があまりに現実離れした逃げ口上とも取れる言い訳や
攻撃を仕掛けてくるための自己防衛であった。

しかし、である。
わずか数ヶ月で細かいながらもいくつものチョンボをして、
第一営業部部長のポストが得られるなら、余人をもって代え難し、
とはとても言えまい。

前嵜氏は自分が傷つくことへの恐れを比類なきテクニックで避けようとする。
結果、一顧客たる当方の不信をここまで買ってしまった。
セールスマン失格だし、それ以前に人間失格である。

前岢氏の持論・信条は、少なくとも今置かれた地位においては誤っている。
上記に主だった前岢氏のチョンボを詳細に記したが、

何を問うても「それは済んだことやないですか」
「それは私が気を利かしたんじゃないですか」
一事が万事、恩を着せようとする。

はっきり告げないと分かってもらえないので、長文を書いた。

なお、ある信頼すべき消息筋からの情報によると、
かつてトップセールスも記録したという前嵜氏を
陰で「コメツキバッタ」と揶揄していた社員もいたそうである。

そんなことはどうでもよい。どの社会にもそんな人間はいる。
前嵜氏のポリシーなのであろう。
他人のポリシーに口を出すつもりは毛頭ない。

ただ、今回は当方に害が及びそうな気配がする。
顧客の足元を見て分け隔てする態度を相手に気取られた瞬間、
それまでの信頼関係には大きなひびが入る。

前嵜氏には、そこのところを今まで以上に慎重にお考えいただきたい。

外面(そとづら)は極めて良し。
成約にまで漕ぎ着けようものなら、腰を90度曲げての最敬礼。
フェアなどで上客を目にすれば、駆け寄っていき、またも最敬礼。
上記の消息筋はその様を「コメツキバッタ」と称したのであろうか、、、

消息筋同様、当方もそのような男を尊敬したくはない。
第一、生き様が当方の価値観に照らして、カッコ悪い。

自動車ディーラー、特に輸入車のセールスマンにはそうした人物が目立つ。
対して国産車のディーラーは知識不足の担当者が多い。
世の中、うまく釣り合いが取れないものである。

↑ DOTICAの「都由(つゆ)」で、すうどん
17日午後5時32分

↑ 夕食は社員食堂で野菜の煮っ転がしなど純和風。
食べ掛けで申し訳ない、、、
同日午後7時50分

RICOH GR DIGITAL Ⅱ(RAW)
SILKYPIX Developer Studio Pro

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