2009年3月31日火曜日

Porsche納車カウントダウン②

この2、3日かけて、慣らし運転のコースを模索している。

条件は金曜の2100ごろ神戸を出て、
月曜の遅くとも夕方早くには帰宅できること。
話題の1000円高速も体験したい。道中で名物も賞味したいではないか。

しかし、目的はあくまで慣らし運転なのである。
「今の車は慣らし運転はいらない」と豪語するドライバーが少なくない。

確かにエンジンやサスペンションなどは出荷前に個別の「慣らし」はする。
問題は車というものは数え切れないほどの部品を
組み立てて作られていることだ。

メジャーリーグのトップ選手を集めたドリームチームが
球界の頂点を極めるとは限らない。
一人一人は「スター」でも、チームとして勝てるか?
そこにはいささか疑問符が残る。
車における慣らしも同じことではないだろうか……

実際に完調走行させるとなると、エンジンからブレーキに至るまで、
全体としての調和を取っておかなければならない。
これはドライバーの責任だ。

よいクセがつくのも悪いクセがつくのも、ドライバー次第ということになる。
まずい慣らし運転の結果、
その車本来の性能を最後まで発揮できないことだってあるのだ。
例えば、エンジンの吹け上がりやブレーキパッドの当たりが今一つ……
せっかくの車が、、、残念なことである。

その点、私の経験と担当セールスの意見は割り符のように合う。

「慣らし運転を愚直にしないと、
性能を目いっぱい引き出せる車には育たない」

過去にスポーツカーと呼べるモノとしては、フェアレディZ300X、
スカイラインGT-R、BMW M3、Porsche Boxter Sと乗り継いできたが、
そこそこの慣らしはした。結果、草レースに出ても自分のウデはともかく、
車の性能でひけを取ったことはなかった。

今回の991 Carreraについては、
お仕着せでない慣らし運転の手法を伝授されている。
そもそも私の担当セールスは「レーサー」である。それも半端でない……
この辺りは後々のblogで紹介できるので、ここでは省略。

そんな彼が「独自に」作成した慣らし運転のマニュアルがFAXで届いた。

①500kmまで最高3000rpm
②1000kmまで同3500rpm、時々4000km、オイル+エレメント交換
③2000kmまで同4000rpm、時々4500rpm
④3000kmまで同4500rpm、時々5000rpmなどなど、、、

ほかにも無用な暖気運転、空ぶかしをしないなど
数多くの助言を頂いている。

いちいちタコメーターを見て走るわけにもいかないだろうが、
おおむねこの線を守れば間違いない、とのことだ。

目下の行程では最初のオイル+エレメント交換が
ツーリング途中に巡ってくる。
正規代理店に立ち寄って作業を依頼することになりそうだ。

自分にどこまでこの手順に乗っ取って慣らせるのかの自信はあまりない。
しかし、車の将来がかかっている。心を鬼にして実践してみよう。

↑ 私が10台目の車として今から目をつけているPorsche 911 turbo。
現行価格は1931万~1994万円(車両本体価格)。
半額以下で買える「ニッサンGT-R」に
タイムでやや後れを取るとのウワサもあるが、Porscheオーナーは
そんなことはあまり気に留めないものらしい(^^

RICOH Caplio GX100(Jpeg)
f=4.6, 1/80, ISO=80, +0.3EV, 24mm(35mm換算)
SILKYPIX Developer Studio Pro処理

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