2009年3月24日火曜日

米財務省のお手並み拝見

昨年のサブプライムローン、リーマンショックで沈んだ世界経済に
少しだけ明るい手がかりが見えてきました。
米政府が96兆円!を使って、官民共同で
金融機関の不良資産を買い取る方針であることを
週明けの23日、ガイトナー財務長官が発表しました。
NYSEではこの発表を好感し、ダウは前週末の終値から
497.48ドルという史上4番目となる上げ幅を記録しました。

今回のアメリカの施策はこれまでのように公的資金をバラまくのでなく
民間の投資家を巻き込んで対等の買取組織を作り、
競争入札で不良資産を買い入れようとした点がユニークです。

もちろん、不良資産ですからリスクが伴います。
そこは公的機関が保障する、という点が期待を呼んでいます。

日本もアメリカ並みのダイナミックで知的な方策を打ち出さねばなりません。
私は景気の底入れをGWと踏んでいます。
そこから見違えるようにV字形に回復に向かうというわけではなく、
1年程度の「底」続きは覚悟の上です。

写真は昨年12月8日に東京・浅草で写したおじさんです。
平年より1週間ほど早い桜だよりが各地から届き始めました。
記録的暖冬だったとはいえ、彼らは無事に年を越せましたでしょうか?

Nikon D300+18~200mm
f=7.1, 1/60, ISO=200, -1EV, 112.5mm(35mm換算), 14bit-RAW
SILKYPIX Developer Studio Professional

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