2009年3月31日火曜日

鶴橋、闇市、久しぶり

二つ前の投稿で予告した通り、今日は大阪のコリアンタウン・鶴橋へ。
(ハイパーリンクで「鶴橋」もクリックしてみてください)

「コリアンタウン」と人は言うが、実際に鶴橋の街の礎を造り上げたのは
彼らいわく、
日本・韓国・朝鮮民主主義人民共和国・中華民国・中華人民共和国の
人々だという。

「闇市」という言葉も彼ら自身がHPで使っているので私もそれに習う。

今回の鶴橋行はチェコ製の「怪しげな」モノクロフィルム・FOMAPANの
テストが目的だった。FOMAPANにはISO=100、200、400にそれぞれ
「classic」「creative」「action」の愛称が振り当てられている。

今回はガード下の市場がメーンで光量が乏しいと踏み、
感度の一番高いISO=400の「action」をLeica MPに詰めた。
増感についての情報がないのでノーマルでしのいだ。

モノクロは自家暗室を持たないばかりか、ダークレスも使わないので、
もっぱら現像はラボに任せ、四ツ切にベタ焼きしてもらっている。
仕上がりまで10日間は待たされる。プリンターは持たない主義だ。

今回は前フリということでRICOH GR DIGITAL Ⅱ(RAW)で
少しだけ撮って来た。
現像ソフトはいつものSILKYPIX Developer Studio Proである。

数年ぶりに鶴橋を訪れて驚いたのは、若い女性同士のグループが
韓国風屋台や居酒屋でチヂミトッポッギ、キムチなどをつまみに
昼間から酒を呑んでいることだ。

悪いと言っているわけではない。

私の知る鶴橋はある意味、ディープで物騒で、
若い女性がのんきに訪れるような場所ではなかったように思う。

今の鶴橋はさながらリトルコリア。
もっと言えば、フツーの観光地になった。
店の方も客受けするパフォーマンスに躍起だ。

これも悪いと言っているわけではない。

とにかく鶴橋は変わった。それだけだ。
↑ 人気(ひとけ)のない道端で独り、カップ麺をすする青年。
見たところ欧米人のように見えた。
どういう事情なのだろう、、、話しかけるのは憚られた。
コンデジでキャンディッドで写したので詳細に観察する、
という訳にもいかなかった。
f=2.4, 1/320, ISO=800, -0.3EV, Pattern, Snap-mode

↑ 朝鮮の伝統衣装・チマチョゴリの店も目に付く
f=2.8, 1/320, ISO=400, -0.3EV, Pattern, Flash

↑ 韓国の海苔巻き「キムパップ」。日本の巻き寿司に似ているが、
酢飯は使わない。海苔も韓国海苔。ゴマ油を塗ってツヤを出す。
ネット上ではおおむね「キンパップ」となっているが、
日本語で表記するなら「キムパップ」ではないか、
と思うこともある、、、韓国渡航歴十数回の私……
f=2.4, 1/250, ISO=400, -0.3EV, Pattern, Macro-mode

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