2007年7月7日土曜日

デジタルの海で溺死寸前


今日は新暦の七夕

ここ10年ほどで、すっかりデジタル機器が浸透しました。私は携帯電話も通話かメールしか使えません。Microsoft OfficeWindows 95の時代は使っていましたが、今のは多機能すぎて使いこなせません。

思えば1984年、社内で記者としては初めてCanonのデスクトップ型のオフィス用ワープロを個人的に導入しました。1年後にEPSONのノート型ワープロに切り替えました。同僚の記者がザラ紙の原稿用紙に2Bとかの鉛筆で書き殴っていた時代です。

ちなみに記者が日常的にワープロで原稿を書くようになったのは89年ごろのことです。そのころは年配の記者を中心に「手書き原稿も認めろ」と会社側に詰め寄ってました。隔世の感があります。
写真のデジタル化はさらに遅れて、90年代の終わりになってからです。暗室のある新聞社は今、あるのでしょうか?

話は戻ります。88年ごろからは、葉書での投稿が当たり前だった「読者の声」にいち早くNifty Serveを使ったパソコン通信を採り入れました。
取材用にショルダー型の携帯電話や自動車電話も私費で装備しました(当時の移動体通信はアナログ方式。月額基本料金が携帯で15,000円、自動車電話が13,000円。通話は一律1分200円でした(^^;)。

時代の先端を切ったかに見えたのもつかの間、、、気がつくと置いてけぼりを食っていました。

今や身の回りはデジタル機器があふれかえっています。すべてを使いこなせる必要はないと分かりつつ、最小限の操作方法だけを一夜漬けの積み重ねで覚えてしのいではいますが、、、いまだにiPodが分からない、iPhoneはもっと分からない、、、溺死寸前ですね(^^;

写真はJR大阪駅で=6月12日午後4時54分。
EPSON GT-X900,7.3mm,RAW
f=2.9,1/25,ISO=80
SILKYPIX Developer Studio 3.0