今年ももう後半に入りました。早いものです。
小学校3年から自己流でギターを弾いています。これは90年に京都市内の楽器店で求めたアコースティックギター(アコギ)、Gibson DOVEのヘッドの部分です=96年8月、自宅で撮影。
アコギを買うとき、輸入品ではマーティンかギブソンかで迷う人がたくさんいます。誤解を恐れずに結論から言えば、音質はマーティンが一枚上だと思います。もちろん、小部屋で弾くか、ホールで弾くか、レコーディングに使うかなどで相性はありますが、、、それでも、ギブソンを選んだのはヘソ曲がりの私のしそうなことですね(^^;
このギターは70年代前半に作られたものだそうです。70年代というのは、Gibsonの製造工場がミシガン州カラマズーからテネシー州ナッシュビルに段階的に移転していたころです。サウンドホールの奥に覗く紙製の銘版に「カラマズー」の文字が読み取れたのと、ヘッドの裏に打刻されたシリアルナンバーから、専門家に鑑定してもらいました。
ファンは保存状態さえ良ければ、年代モノを狙います。木質が良いからです。現行品はどうしても良い木材が手に入りにくいのと、職人さんの不足で、ビンテージものには対抗できないそうです。さらに丁寧に弾き込んだものは「エージング」とでもいうのでしょうか、音がこなれています。新品を手なづける時間と手間を考えれば、程度の良い中古品!ということになります。
従って、値段も中古が新品より高い、というのは日常茶飯事です。プロのギタリストたちが米国に出向いてビンテージものを物色することも珍しくないとか、、、中でも西海岸は空気が乾燥していて、クリアな音色の逸品が多く出回っています。私のギターも、お店が西海岸から買い付けたもので、ジャキジャキと乾いた音色が響きます。桑田圭祐がコカ・コーラの古いCFで弾いていました。
最近、写真に入れ込んでしまって、長いこと弾いていません。新しい弦も買ってあるのですが。毎日、少しずつでも構ってあげないと機嫌を損ねるところは、カメラも同じです。
Canon EOS-1,PKM
EPSON GT-X900
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