2007年5月12日土曜日

白昼のゴールデン街10~タバコ税を上げよ!

私は愛煙家です。タバコは手放せません。体に悪いとは分かっていても、やめられないところがタバコの怖いところでもあります。

最近、タクシー車内の禁煙運動が進んでいます。しかし、考えてみたいと思います。健康増進法の観点から公共の建物は原則禁煙です。分煙と称して喫煙スペースが設けられていれば良い方です。でも実際には都心は歩きタバコは条例違反です。オフィスでも吸えない、お店も禁煙が進む、家では「ホタル族」のお父さんとしては、タクシーで移動中の一服が、次の仕事への「心の句読点」になっているのではないでしょうか?

タバコがいかに人体に悪影響を及ぼすかを説き、禁煙治療が広がるのは大いに結構なことです。半面、ニコチンが人体ではなく、精神に及ぼす影響を考えますに、悪いことばかりでしょうか? コーヒーのカフェイン、最たるものはアルコール、、、これらも「毒」です。依存症に陥ります。直ぐには、やめられません。

タバコとアルコールに絞って思いを馳せてみると不思議なことばかりです。仮に明日から日本人のだれもが禁煙・禁酒を実行したとしたら、どうなるでしょう? たばこ税と酒税が税収の如何ほどの割合を占めているかを論じるまでもなく、日本国(厳密には地方自治体)は遠からず「破産」でしょう。
「肺がんになりますよ」「肝硬変になりますよ」と厚生労働省が声をあげる中、財務省は税収確保のために、これらの問題を放置しています。

欧米ではタバコ(20本入り)は1箱千円近くします。ことあるごとに欧米の例を引いて無理な法案を強行採決する政府・与党の振る舞いを見れば、たばこ税・酒税に大ナタを振るわないことが、私にはアンバランスに思えて仕方ありません。

タバコは1箱千円、350mlの缶ビールは500円でいいじゃないですか? それで国や地方自治体の起債償還の一助になり、低所得者層にまで一律に網をかける消費増税など導入する必要はなくなるのではありませんか? 消費税で思い出しましたが、これも政府・与党側は必ず欧米の消費税率の高さを例に挙げます。確かに税率は日本は先進国中でもっとも低いレベルです。だって欧米多くは生活必需品の小売り価格が日本より格段に安いんですもの、騙されちゃあいけません。

写真がメーンのblogにかかわらず、話がそれてしまい失礼しました。

ゴールデン街にもいたるところに、このような「路上喫煙禁止」のステッカーが貼ってあります。都心では歩きタバコの人はまず見かけません。これには賛成です。道路端には「スモーキングステーション」みたいな灰皿つきの場所が随所にあり、良識ある愛煙家の皆さんは、そこに集まって心行くまで紫煙をくゆらせます。端から見ていると、オカシイ光景でもあるのですが、、、
まあ、タバコとアルコールのお話はこれからも出てくると思いますので、今日のところはこの辺で=写真、ゴールデン街で見つけた「路上喫煙禁止」のステッカー。
LEICA R9+DIGITAL-MODUL-R,60mm Macro
f=11,1/25,-1EV,ISO=200,Spot
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