
主にカラーリバーサルです。スキャナで読み取ったデジタルデータを、圧縮しないTIFFという形式でSILKYPIX Developer Studio 3.0に呼び込み、レタッチしてJpegに圧縮・リサイズします。30年以上にわたって撮りためたフィルムは数千カットに上ります。スキャナのおかげでこれらの記憶が現在でき得る最高画質のデジタルデータとしてネット上に載せられるというわけです。便利な時代になりました。
この写真は1981年11月撮影。当時、私が住んでいた東京・豊島区のアパートを訪ねた同郷の同級生S氏のポートレートです。彼はいま大手出版社で編集者をしているとの由。Canon EFに50mm/f=1.4を付け、開放で撮りました。
こうした銀塩時代の写真はExif情報などなく、フィルムの種類とマウントにメモした年月、私の記憶が頼りです。でも四半世紀を経て、これだけの画像情報が特に劣化することもなく残っていてくれたことだけでも幸運です。
付け加えますと、この時に使ったフィルムは07年3月をもって出荷を終えた「コダクローム64プロ(PKR)」です。退色性に強いとは聞いていましたが、百聞は一見にしかず。この写真がPKRの偉大さを雄弁に物語っています。
Canon EF,50mm(f=1.4),PKR
EPSON GT-X900
SILKYPIX Developer Studio 3.0
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