北野通りの路上似顔絵画家。写真と絵画との違いを、ふと考えることがあります。
写実性にのみ走る絵画であれば、写真でも似た土俵でしょう。でも、画家は自分の主観をデッサンから色付けにまで生かします。「芸術性」だけを取れば、写真家は「ラク」をしているように見られてはいないでしょうか?
写真の場合、これまで出合ったこともない新機軸・技術もあるにはあるのですが、奇異な目で見られることも多いと思います。想像では写真は撮れません。でも、絵画は宗教画を筆頭に、画家の想像の世界で作り上げられた傑作が数え切れません。
そもそも、絵画と写真は全くの別物。比べること自体、間違いでしょう。そういえば、デジタル写真と銀塩写真も似て非なるモノなのですが、どうしても両者を比較しがちです。
似顔絵を描く絵描きさんを見つめる2人の少女のように、いつまでも無垢な心を持ち続けていたいものです。
LEICA R9+DIGITAL-MODUL-R、28mm
f=11,1/45,-1EV,ISO=400
SILKYPIX Developer Studio 3.0
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